芸術が産んだ建築

世界には色々な建築思想に基づいた建築物があります。そしてそれは合理性だったり生産性だったり、時には芸術性だったりと建築家や大工職人の意気込みや方針によって千差万別の違いを示します。そしてそれは敷居を跨ぐ為の門などにおいても、お国毎の文化風習などの違いを視覚で明瞭に認識する事が可能となっています。そして今回の記事のロートアイアン、これは一体何を指す言葉なのかというと、これは「錬鉄」という一種の建築分野や芸術分野で使われるワードに系する言葉となります。言葉だけを聞いたら日本の目薬関係の商品とかと勘違いされそうですが、違います。これはヨーロッパ圏の芸術文化の1つとして、発展をしてきて今に至り世界中でも見られるモノとなります。

そもそも「錬鉄」とは何かから説明すべきなのかもしれません。この錬鉄とは、つまり炭素の含有量が少ない鉄で作られる何かを指す言葉であり、当事のヨーロッパ圏などではコレは橋の両側の柵の一部や、鉄格子状の門などに対して用いられてきた言葉として認知されています。そしてこの錬鉄に連なるロートアイアンとは、錬鉄技術を用いた芸術加工品や、芸術実用品などを指す言葉となります。つまりヨーロッパ圏で見られる花や動物などを模した様な荘厳な直線棒ではなく象りを示している鉄格子状の門などが、このロートアイアンに類すると言われています。他にもロートアイアンには、花壇庭園などの休憩場の屋根の表や屋根裏などの装飾として整えられているパーツであったりする芸術志向の強いモノであり、今では世界各地で見られるモノでもあります。日本でも一軒家の家の外門が西洋的な雰囲気があったりしますが、あれも中にはロートアイアンであったりするという事です。